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気ままに読書日記
2007年7月からの読書記録・感想を綴っていきます。 扱うのは、ライトノベル中心で、他文学小説やBLなど諸々。 評価は私見で5段階評価です。
手紙/東野圭吾
評価:☆☆☆

強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟、直貴のもとには、獄中から月に一度手紙が届く…。


文章の構成がしっかりしていて、さくさく読める東野さんの作品を読了しました。
ミステリーが多い東野さんにしては珍しく涙ものの作品です。
やはりこの人の作品は外れがないなあと改めて実感しました。
(東野さんは多様なジャンルを書かれるんですがそれでも)畑違いの作品を書いて
ここまで読了後落ち着いた気分にさせる技量はさすがです。
フィクションだからといって、主人公の境遇をそこまで悲壮なものにするわけでもなく、
現実的な程度に留めるあたりも感心しました。
なにより、東野作品は、文体がとても読みやすくてストレスフリーなのがいいですね。
文章レベルが高度で読みやすいって貴重な気がします。

全体的にまとまっているし、タイトルも内容に大きく関与してるし、ラストは爽快感を覚えるし
で特に欠点はないんですが、やはり盛り上がりに欠けるのが☆3つな所以です。
現実感を出すために狙ってそうしてるんでしょうが、特に山場もなくラストを迎えます。
敢えて山場を挙げるなら、美形な主人公と凡庸な容姿のヒロインがくっつくところですが、
なんとこの凡庸な容姿のヒロイン、実写化された映画で演じてるのは沢尻エリカです!
ありえねー(笑)
それを含めてどう演じてるのか気になるので、いつか実写作品も見たいです。


手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫)
(2006/10)
東野 圭吾

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テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学

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